2011/10/17

TEDスピーチ「モノを減らして、もっと幸せに」

TEDに「モノを減らして、もっと幸せに」というスピーチが新しくあがっていました。

スピーチの主張はタイトルそのまんま、「モノを減らそう」というもの。これは、僕が仕事のテーマにしている「空間の整理」や、ミニマルライフ、シンプルライフといったテーマに直結しています。



6分弱の短いスピーチですが、これからますます重要となっていく「モノを減らす」ということについて、ポイントがコンパクトにまとめられています。

「家にやたらとモノが多い・・・」という方はもちろんですが、「日々の暮らし」に興味があって「ミニマルライフに惹かれる・・・」「家をもっと快適にリデザインしたい・・・」という方にもおすすめです。そんな方はぜひ。


スピーチのポイントをまとめてみます。

メインメッセージ
モノを減らして、もっと快適に暮らそう

背景にある問題意識
現代人(アメリカ人)は、モノをたくさん持ちすぎている。

ポイント
アメリカ人が使う空間の大きさは、この50年で3倍にもなった。

モノと空間が増えると、クレジットカードによる借金や自然環境へのダメージが増える。

一方、人が感じる幸せレベルというのは、この60年間横ばいのまま。全く上がっていない

誰しも、囲まれるモノの量を減らしたときのあの快適な感覚は知ってるはず。たとえば、大学生のときの寮、旅先のホテル、キャンプテント、ボートなんかでその経験はあるはず。

モノと空間を減らすことは、環境負荷の軽減と節約につながる。そして、人生がほんのちょっとラクになる。

モノを減らすには、次の3つの方法が有効。
  • 容赦なく制限する (edit ruthlessly)
  • 最小限で考える (think small / small is sexy)
  • 多機能化する (make multifunctional)


・・・以上です。

実際の動画では、「モノを減らす3つの方法」の中身も詳しく解説されています。特に3つめの「多機能化する」という部分は、デザイナーならではの洗練されたアプローチに注目です。

スピーチの中で取り上げられてるアメリカの現状と日本の状況はいっしょではありません。しかし
  • モノがあふれている・・・
  • 今後、途上国のような経済の急成長は期待できない・・・
というポイントはよく似ています。日本は国土が少ない分、むしろ、アメリカ以上にゴミの問題が深刻、というのがあるかもしれません。

もちろん、「モノを減らす」のはあくまでも手段であって目的にすべきものではありません。しかし、余分なモノを減らす、余分な空間を使わない、そして、暮らしの導線をスッキリさせる。そういった取り組みは、ほぼ間違いなく、そこに暮らす人のパフォーマンスやQOLを向上させます

特に、モノと情報とにまみれた現代人には、増やすことよりも「減らすこと」入れることよりも「止めること」が必要です。

Steve Jobsが言ったように、誰しも、人生は有限。だから、心が動かないモノに時間を浪費させられる生活はやめて、大好きなモノ、大好きな人にこそ貴重な時間をめいっぱい使えるように、なればいいですね。


おまけ
スピーチの中でもちょろっと出てくるプレゼンターのサイトはこちら。

LifeEdited

LifeEdited contest - jovoto empowering creatives

それにしても、向こうのこういう人は、すごいですね。。。「デザイナー」の一言では説明しきれない、デザイナー兼ライター兼クリエイター兼プレゼンター、みたいな。何かわからんけど、かっこいいです。がんばろ。

0 件のコメント: