2011/09/16

今いるフェーズを正しく理解することの大切さ

先日こじらせたカゼをさらに悪化させてしまい、ここ数日グダグダな感じになっています。。。幸い、症状は鼻水とノドの痛みだけで軽めなので生活に支障はないのですが、とにかく、何をするにしてもしんどくて、テンションが上がってきません。。。

「もうカゼはひくまい!」と強く心に誓う今日このごろです。

ところで。今回カゼを悪化させてしまった原因のうち一番大きなものが「フェーズを見誤ったこと」だと思っています。

どういうことかと言うと、カゼをひき始めてからそれが治るまでのプロセスは
  1. カゼをひきかけている状態
  2. 本格的なカゼの状態
  3. 症状が少し治まった小康状態
  4. ウイルスは収まったが体力は戻っていない状態(いわゆる「病み上がり」)
  5. 体力も戻った完全回復の状態
とフェーズ分けすることができるかと思うのですが、今回は、僕自身は4まで来たと思っていたところが実はまだ3のところだった、ということです。4の状態ならあとは体力が自然に回復するのを待つのみ、だと思うのですが、そうでもありませんでした。。

まさに、「今自分がどのフェーズにいるのか?」の認識を見誤ると間違ったアクションを取ってしまう、というのを身をもって経験しました。。。

しかし考えてみれば、これはカゼにかぎらず、いろんなシーンで言えることでもあります。

たとえば、商売で、人にモノを買ってもらうとき。AIDMAのような購買の意思決定プロセスのなかで「お客さんは今どのフェーズにいるのか」というのを正しく理解しておかないと、てんで的外れなアクションを取ってしまいます。間違った認識のもとでは、「商品の価値も全く知らない人にいきなり割引の話をする」といった笑い話のようなこともやってしまいかねません。

ただ、商売の場合は、このあたりの理論はしっかりと体系化されてるし、間違った場合は「商品が売れない」という明確な事実が残るので、まだマシです。厄介なのが、教育の場合。

教育の場合は、AIDMAのように定番化した「フェーズ」のフレームワークがないこと、そして、もし学習効果が低かったとしても「学習する側の問題」で片づけられてしまうことが多いこと。そういったことが原因となって、効果の低い教育、あるいは、逆効果な教育が世の中に蔓延していると思います(これに近いお話は、「情熱をベースとした新しい教育」という記事を先日上げました)。

本当は、学習の場合にも、AIDMAと同じように
  1. 知る
  2. 興味を持つ
  3. 意義を理解する
  4. 知りたい/身につけたいという意欲を持つ
  5. 原理を理解する
  6. 実践する
  7. 微調整をする
  8. 無意識に定着させる
といった明確なフェーズがあって、それぞれのフェーズに応じて適切な対応をするべきです。

セミナーや勉強会なんかもそうで、たった90分や120分といった短い時間で、マインドと行動、習慣が劇的に変わるということはありえません。短時間でカバーできるのは、せいぜい「知る」~「原理を理解する」のところぐらい。

今後、無形のサービスがさらに増えていくにあたって、サービスを提供する側、受ける側の両方がこの事実を正しく知っておく必要があると思います。

僕の仕事も一種の教育サービスだと思うのですが、そういう意味では、お客さんは今どのフェーズにいるのかを正しく理解して、そのフェーズにあった適切なサポートをする、ということがとても大切で、そこが成否を分けるキモだと思っています。

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