2011/04/24

人間の特性:プラセボ効果(placebo effect)

人間が特に薬効成分のない「なんちゃって薬」を「効く薬」だと信じて服用すると、一定の効果が現れることがあります。

この現象のことをプラセボ効果(placebo effect)と言います。

プラセボ(プラシーボ:placebo)というのは「偽薬」という意味。Wikipediaによると本来の意味は
Placeboはラテン語で、「私は喜ばせる」の意。
The word 'placebo', Latin for "I will please"
とのこと。

この人間の特性を考慮して、新しい薬の臨床試験などの際には
・何も服用しない場合と試験対象薬を服用した場合の比較
だけでなく
・プラセボを服用した場合と試験対象薬を服用した場合の比較
がきちんと行われているそうです。面白いですね。

注意しておきいのは、プラセボ効果は個人差や実験ごとのちがいが大きいという点。プラセボ効果は必ずあるわけでもないし、絶対にないわけでもない。ですので、割り切れるものだとは考えず、「そういうこともある」ぐらいに認識しておくのが良さそうです(そのあたりの議論は現在も続いているみたいです)。


おまけ
ちなみに、プラセボ効果とは逆を意味する言葉に、ノセボ効果(nocebo effect)というのもあります。

ノセボ効果の方は、服用する薬に副作用がある、あるいは害があると信じて飲むと、実際にその効果が現れたり害が強くなったりする現象を指します。


・・・「病は気から」「気は持ちよう」という言葉にも、一定の真実があるようです。


参考にさせていただきました
プラセボ - Wikipedia
Placebo - Wikipedia

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