2011/04/12

なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり


先日母と話していたら、その話の中にタイトルの言葉が出てきました。

なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり
(成せば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり)

母が子どもの頃、母の叔父さんからこの言葉をよく聞かされたそうです。叔父さんがお酒を飲んだときには、節を付けながら何度も何度もこれを歌ってたといいます(もともとは江戸時代の名藩主・上杉鷹山の言葉です)。

母の話には続きがあります。

面白いのが、この歌を聞いたずっと後、母が大人になったとき、親になったときのこと。「辛くてくじけそうな時期があったけど、その度ごとにがんばってこれたのはこの言葉があったからかもしれない」と母は言っていました。「その当時は気づかなかったけれど」と。

・・・人は、幼い頃のほんのささいな、ちょっとしたことに力をもらったり励まされたりするもののようです。叔父さんが母にこの歌を歌ってくれたのはほんのわずかな時期のことだったようですが、それがずっと後、そして長い間、母を支える大きな力となっていました。本当にありがたいことです。

翻って自分のことを考えていると、僕の中にもいくつか、子どもの頃に親やお世話になった人たちからもらった言葉が息づいています。


・・・今回のことで、人には(というか僕には)、もっと上の世代から引き継いでいくべきものがあるんじゃないかと思いました。先祖や親の話のどこに力をもらって、何に励まされるか人間わかりません。この言葉は今後僕の力にもなってくれそうです。

人から聞く時間が、もっと必要な気がします。


参考にさせていただきました
「なせばなる」の言葉について詳しい解説がなされています。
なせば成るなさねばならぬ何事も - 以久遠氏の~
なせばなる! - 歴史~とはずがたり~

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