2011/04/22

ポジティブ心理学についてのまとめ その2

これは、ポジティブ心理学について3回シリーズで書いたまとめ記事の1回目です。
ポジティブ心理学についてのまとめ その1
ポジティブ心理学についてのまとめ その2
ポジティブ心理学についてのまとめ その3

・・・

前回に引き続き、ポジティブ心理学についてまとめています。

前回は名称、定義、歴史、位置づけについて書きました。今回はポジティブ心理学の特徴、構成要素などをまとめてみたいと思います。


特徴 ポジティブ心理学は他の心理学とのちがい
伝統的な心理学とのちがいは、心の病ではなく「健康」に焦点をあてている点。ポップ心理学とのちがいは、科学的、学術的アプローチに基づいている点


構成要素 ポジティブ心理学の中身
主な研究対象は大きく3つある――感情(emotion)と特質(character)と慣例(institution)と言われています。
1.ポジティブな感情 過去への満足、現在の幸せ、未来への希望に関する研究。
2.ポジティブな特質 強みと美徳に関する研究。
3.ポジティブな慣例 よい良いコミュニティを生む強みに関する研究。

マーティン・セリグマンとミハイ・チクセントミハイの2000年の論文「Positive psychology: An introduction.」には次のように書かれています。
ポジティブ心理学の領域を「主観」という観点から見てみると、その対象は「価値のある主観体験」である。つまり、過去に関するものとしては、安心した幸せな状態(well-being)、満足感(contentment)あるいは達成感(satisfaction)。未来に関するものとしては、希望(hope)や楽観(optimism)。現在に関するものとしては、フロー(flow)や幸せ(happiness)がその対象となる。
※僕の意訳です


主要なフレームワーク ポジティブ心理学の骨子
マーティン・セリグマンの新著「Flourish」では、幸せに関わる5本の柱として「PERMA」というフレームワークが提唱されています。
P ポジティブな感情(Positive emotion)
E 没頭(Engagement)
R 人間関係(Relationship)
M 意義と目的(Meaning and purpose)
A 達成(Achievement)
※PERMAについてはこちらのページで詳しく説明してあります


権威 ポジティブ心理学といえば
有名どころはこの3人でしょうか。
・マーティン・セリグマン
・ミハイ・チクセントミハイ
・タル・ベン・シャハー
マーティン・セリグマンは元アメリカ心理学会会長、ミハイ・チクセントミハイは「フロー体験」で有名な心理学者。この2人が「ポジティブ心理学」というのを打ち立てました。タル・ベン・シャハーは、2006年当時ハーバード大学で一番人気の授業を担当し、著書HAPPIERやメディア出演を通じて一般にその認知を広げた立役者です。


動画 ポジティブ心理学について学べる動画
マーティン・セリグマンのポジティブ心理学 at TED
ポジティブ心理学(マーティン・セリグマン) at zeitgeist(Google's event)
後者は全部英語ですが、、前者のTEDの方は日本語字幕を出すことができるのでおすすめです。


ちょっと汚くなってしまいましたが、、エッセンスはこれでおおよそ出せているかと思います。その3につづきます。


追記
ポジティブ心理学の参考資料をまとめたその3を書きました。

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