2011/02/17

失敗から得られるもの



最近、ちょっとした「失敗」をしてしまいました。

いろんなことがうまく行く順風満帆なときにはついつい忘れてしまいますが、失敗というのはいくら年を重ねても、やはり嫌なものです。できればしたくないし、早く忘れてしまいたい。

今回も一瞬は「こんな失敗さっと忘れて次がんばろ!」と思ったのですが、直後ふと「失敗にこそたくさんの学びがある」「失敗のときこそ人は成長する」という言葉を思い出しました。今回は、この言葉を実体験の中で活かすために、具体的に行動をしてみようと思いました。

失敗の体験というのは人の無意識の部分にすり込まれて、何もせずともきちんと体のどこかに蓄積されているものかとは思いますが、それとはまた別に、「得られたものを意識的に抽出する」ということをやってこの言葉を味わってみます。

今回の失敗の中身について具体的には書きませんが、直後は、結構ショックを受けました。ざっくり言うと、そのときに出来るベストは尽くしたし、でも、落ち度が全く無かったかというとそういうわけでもない、というタイプの失敗です。


ということで、今回得た失敗からどれだけの収穫があったのか、実験がてらにまとめてみました。MECEではありませんが箇条書きで。


失敗から得られるもの

1.単純に、失敗したときの自分の反応が観察できる
ショッキングな失敗に対して自分はどう感じるのかという心の動きを観察することができます。失敗した後、心の動きはどうなるのか。落ち込んだときに自分の行動や表情はどうなるのかを認識することで、それが適切なものかどうかを判断し、コントロールすることができるようになっていきます。

2.「プラスに転じる力」を鍛えられる
失敗したとき、「どうしてこうなるんだろう?」と腹を立てたり「自分はなんて不幸なんだろう」と落ち込んだりするのではなく、「こうなるようになっていたんだ」と事実を受け止めて、「この体験から何が得られるだろう?」とプラスに考えられる方が良いと思います。それができるようになるのは、実際に失敗を繰り返しながら、その中で力を鍛えていくしかありません。

3.「過去を振り返る時間」が得られる
大きな苦労もなくスッと成功してしまったとき、人はその成功を振り返ることなく、未来にばかり目を向けてしまいがちです。失敗をすることによってはじめて、無数のオプションがあった中でその失敗につながったアクションを起こしたことで「得られたもの」と「得られなかったもの」を振り返って考えることができます。

4.良い意味でのあきらめができる
これは、「やらなかった場合」と「やって失敗した場合」を比較したときに、得られるものです。失敗の後にもし「やれるだけはやった。中途半端ではなかった」と思えるのであれば、あるがままを受け入れることができます。しかし、中途半端にやったり挑戦せずに終わった場合には失敗はありませんが後悔が残ってしまい、その後、前を向いて進んでいくことがなかなかできません。

5.業を落とせたと思える
これはちょっと仏教的(?)な考え方になってしまいますが、もし人生が「トータルでプラスマイナスゼロ」になっているのであれば、「もし今回成功してしまっていたら、もっと大事な他のところで失敗していた可能性がある」と考えられます。もっと大事なことの成功のために、プラスを温存しておけた、と思うと、むしろ「この失敗があってありがたい」とさえ思えてきます。


・・・きれいに整理できず重複している感じはしますが、以上です。

でも、今回こうやって考える機会が得られたことで、やはりこれだけでも、「成功よりも失敗から得られることの方が多い」ということがわかったような気がしました。おもしろいです。

がんばろ。

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