2011/01/20

フレームワーク:学習を幅優先探索で行う



人が何か新しいことを勉強する(体系的に学ぶ)とき、もっとも良いやり方(効果的・効率的にやり方)というのはどんなんだろうなぁ、ということをずっと考えてきました。

今後また考えが発展するかとは思いますが、今の時点で、どのあたりのやり方が良さそうかというのはほぼ見えてきたように思います。

ステップとしては、まず最初に
1. 定義
2. 意義・位置づけ
3. 全体像・種類
の3つを明確にします。それぞれ、言葉でも図でも写真でも何でもいいので、きちんと明確にし、これからコンテンツを詰め込むための「容れ物」を頭や身体に先に用意してあげます。

次に
4. 理論(基本理論・応用論)
5. 事例(ケース・実演・演習)
の2つを押さえます。4の理論だけではコンテンツが「容れ物」の中にきちんと収まらずこぼれ出してしまうので、5の事例をもってそれを固定するようなイメージです。


大学の教養課程で学ぶ「線形代数」というテーマで僕なりに考えてみると次のような感じになります。
1
→2次元に配置された数の集合(行列)を扱う数学。
2
→多くの数字をひとかたまりにして扱うことにより、空間を数量化したり複雑な計算を単純に表したりすることができる。解析学・統計学とともに、科学・工学の最も基礎をなす数学。さまざまな工学に使われてる。自動車やテレビやiPodなど身近なものの基礎にもこれがある(たぶん)。
3
→……


多くの失敗するタイプの教育に欠けているのは、この「容れ物を先に作る」という発想だと考えていて、僕のライフワークとしてこのあたりのことを引き続き考えていきたいと思っています。

タイトルの話が最後になってしまいました。グラフ理論に「幅優先探索(Breadth first search)」という考え方(アルゴリズム)があります。要は「ツリー構造になっている要素を深く掘る前に浅いところから潰していく」というアルゴリズムなのですが、上記の「容れ物を先に作る」という考え方をうまく人に説明することができなかったのでどうしようと思っていたのですが、この「幅優先探索」という言葉が感触としては使いやすくて、いいんでないかなと思いました。

学習を「幅優先探索」で行う、つまり、全体像を先に把握した後(容れ物を用意した後)で、コンテンツを入れていくことで、より効果的効率的に学習が進みます、という感じで。

あれ。あんまりスッキリしないような気もしますが、、また考えてみます。


おまけ
幅優先探索 - Wikipedia

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