2011/01/26

どんな映画もめいっぱい楽しむ方法



このところあまり映画を見なくなったのですが、それでもときどき見にいくと「あぁ~やっぱり映画っていいなぁ」と思います。今回はグリーン・ホーネットを見ました。良かった!

ちょっと前までは映画を観た後に「なんじゃあああこりゃああ!」と言いたくなることがときどきあったのですが、今はそれがほぼなくなりました。どんな映画を観てもおなかいっぱい楽しめます。「いい映画を見せたもらったなぁ」と。

この変化の原因がそのまま「映画をめいっぱい楽しむ方法」に直結するかと思うので、書いてみたいと思います。

早速結論から。映画に当たり外れがあった昔と今とのちがいは「観る映画のことを事前に理解しているかどうか」です。そして、理解していない場合には「理解していないことを自分で自覚できているかどうか」です。

・・・と、これだけだとちょっとわかりづらいので説明を。


観る映画のことを事前に理解しているかどうか
「映画」と一口に言っても
・フィクション / ノンフィクション
・喜劇 / 悲劇
・ストーリーもの / ビジュアルもの
・時代劇 / SF
・オリジナル / 小説やマンガの映画化もの
などなど、様々な種類があります。そして、大事なのはそのタイプに応じて「正しい楽しみ方」がある、ということです。

遊園地でいえば、ハラハラ系のアトラクションとほんわか系のアトラクションがあって、ハラハラ系のアトラクションはハラハラするためのもの。ほんわか系から得られるような落ち着きや癒しを求めるものではありません。そもそも、そういうものじゃないから。

それと同じようなルールが映画にもあるはずで、本来は、得たい体験に合わせて「正しい映画」を選ぶ必要があります。そうなんですが、ちょっと前まではそのあたりの認識がすっぽり抜けていて、観た映画に対して的外れな批判をすることがありました。ビジュアル重視の映画に「ビジュアルはいいんだけど、ストーリーがいまひとつ」って言ったりしてました。

それが、いつの頃からか、その映画のことを理解してから映画を観れるようになっています。そして、意識的に「正しい楽しみ方」をしようと心がけるようになっています。

このことが、映画をめいっぱい楽しむために第一に必要なことだと思います。


理解していないことを自分で自覚しているかどうか
とはいえ、映画を観る前に「あえて予習したくない」という場合もときにはあります。

これは「驚きや発見を楽しむために、どういう映画なのかの事前知識はなしに見にいく」というパターンで、映画を楽しむ方法としてはこれもありだと思います。ただしその場合には、自分が「理解せずに観にいっている」ということについての自覚が必要です。驚きや発見、予想外のことを楽しむ姿勢で臨む、というのが「正しい楽しみ方」です。そうじゃないと楽しみが半減します。

このときの姿勢は、乱暴に言ってしまえば「現代アートを楽しむ気持ち」に近いのかなと思います。「これがなぜアートなのかわからない。わからないからダメ!」などと言うのではなく、作品に触れて不思議だと思う、揺さぶられる。その感覚を楽しむ心持ちが大切です。



……以上です。

振り返れば、昔はこのあたりのことがきちんと認識できていなくて、自ら不幸になってたアマチュア映画評論家だったなぁ、と思います。。

ということで、どんな映画もめいっぱい楽しむためには、観る映画のことを事前にきちんと理解する。そうでなければ、理解していないことをきちんと自覚する、ということが大切なのかな、というお話でした。

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