2010/12/05

自分の力ではどうにもならないものを受け入れる



このところ、今の自分の立ち位置で自分のベストを尽くしてもなかなか解決できないこと、というのが人生には意外にたくさんあるんだなぁ、ということを痛感しています。

僕自身が最近体験したことでいうと…
・目の前の仕事のこと
・自分の能力や適性のこと
・自分が所属する組織や社会のこと
などなど。

最近学んだことでいうと…
・キャリアのこと
・リーダーシップのこと
・組織文化のこと
・戦略のこと
・外部環境のこと
などなど。

たとえば、キャリアのことで言えば、コントロールできることの方が少ない、という認識のもとに神戸大学の金井先生が「ドリフト」という考え方を提唱されています。

ドリフト
キャリアの移行期には流れに身をゆだねて次のタイミングを待つべきである、という考え方。ただし、発生する事象にただ翻弄されるのではなく、方向感覚を持ちながら次のステップを伺いつつ身を任せる、ということが大切だとする考え方。
参考:
金井壽宏教授が提唱する「節目」のキャリア論 - @IT自分戦略研究所


リーダーシップ論でいえば、リーダーシップが発揮されるかどうかはリーダーの個人的特性だけに依存しているのではなく、1)リーダー、2)フォロワー、3)そしてそれらを取り巻くコンテクスト、がすべて絡み合った結果として初めてリーダーシップが発揮されうる、というお話。いわゆる、「コンティンジェンシー理論(条件適合性理論)」。
参考:
コンティンジェンシー理論 とは - コトバンク
フィドラーの条件即応モデル(コンティンジェンシー・モデル) || INVENIO LEADERSHIP INSIGHT

戦略のことで言えば、企業のある戦略が正しいのかどうか、という部分については、数年あるいは数十年というスパンの後に長期的な成果を見てようやく判断できる、というお話を聞きました。

「思い通りにいくことばかりじゃない」ということは前々から認識していたつもりなのですが、思ってた以上に、身の回りにはuncontrollableなことが多い、ということに驚いています。。
フロイト心理学によると、人間の心の中も本人でさえよくわからない「無意識」の部分が多くを占めるといいますし、宇宙の大部分も未解明の物質(ダークマター)であるといいますし、人の人生の出来事なんかも結構そうなのかなぁと思います。


では、そういうことを認識し、受け入れた後の姿勢としてはどうすればいいのか。個々人が取りうるオプションは2つあって、
1.諦める
2.できる範囲でのベストを尽くす
があるのかなと思います。

このあたりで言うと、アダムスミスが国富論の中で唱えた「神の見えざる手」という概念(wikipediaによると「市場経済において各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体の利益が達成されるとする考え方」)なんかは、1のポリシーの拠り所になってるみたいです。
僕自身「この2つのどっちがいい?」と聞かれると、「一度きりしかない一日、一度きりの人生なのであれば、なるべく2の方向で頑張っていきたいなぁ」と答えようと思います。でも、それでもuncontrollableなものがたくさんあるということも認識しないと。
ぼちぼち、がんばります。

ちなみに神の見えざる手についてはこちらが詳しいです。
見えざる手 - Wikipedia


今日は完全に日記でした。。明日もがんばろ!

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