2010/06/10

クリエイティブという言葉が作るバカの壁

「クリエイティブ」という言葉を慎重に使わないといけないなぁ、と思います。

人が誰かのことを「あの人はクリエイティブだ」と言うとき、そこでは「新しいアイデアやカタチを生み出す人」という意味づけとともに、「自分の理解を越えた」という意味づけが行われているように思います。
「クリエイティブ」=理解を越えたもの、と。

一方で、その成り立ちが一見理解できないアイデアやカタチであっても、それが生み出される過程には必ず何がしかの思考パターンが存在し、人が考えたものであるかぎりリバースエンジニアリングで解体することが可能(なはず)です。


「クリエイティブ」という言葉を簡単に使ってしまうと、優れた人やものごとの表面だけをさらっと見て「理解できないスゴイもの=クリエイティブ」と片付けてしまい、それ以上の深掘りをせずに終わらせるクセがついてしまうように思います。

「クリエイティブ」という言葉を簡単に使い過ぎると、バカの壁を自ら高くしてしまうかな、ということで。

気をつけたいと思います。


……
「天才」という言葉にも同じことが言えて、「天才」と呼ばれる人はそこに至った過程や陰の努力には目を向けられず、理解を越えたもの=「天才」の一言で片付けられたりします。
アインシュタインやエジソンやイチロー。


「クリエイティブ」という言葉をうまく使えるようになりたいものです。

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