2010/05/30

AERA2010年5月31日号特集 ペット売買の闇生む「犬オークション」の現場


2010年5月31日発行のAERA(矢沢永吉さんが表紙の号です)に「ペット売買の闇生む「犬オークション」の現場」という特集が組まれていました。

・ペットショップのかわいい子犬たちは、オークションによって売買されている
・またそれが遺棄の問題や社会化時期の喪失の問題などを生んでいる
といったお話が紹介されています。



読んで思ったのですが、こういった問題はオークションの当事者やブリーダーだけに責任があるものではなく、「構造的な問題」が原因になっているかと思います。
(「構造的な問題」というのは、、と説明したいのですがうまく表現できませんので、僕に馴染みの深いゲーム理論で説明してみます。「構造的な問題」というのをここでは、そのゲームに関わっているプレイヤーがそれぞれに適切な戦略を選んだ結果として、犬の利得が低くなる(犬が損をする)利得構造になっている、ということを意味して使っています。いわゆる、個別最適の結果全体が悪い状態に陥る「囚人のジレンマ」的な状態といいますか。誰も「犬を不幸にしたい」と積極的に思っているわけではないのに、不幸な犬が生まれる状況。。)

ですので、この問題の解決のためには、犬に関わっているいろんな立ち位置の人たちが協力して、構造そのものを変えていく必要があるかと思います。

僕も少しずつ、動き始めたいと思います。まずはしっかりと「知る」ことから始めて、批判だけをするのではなくあるべき代替案を作り、実際に働きかけられるように頑張りたいと思います。


……
AERAでは、編集部の太田さんという方が人間社会における動物の現状について継続的に調査し、レポートを掲載されています。こういう貴重な活動を、実際の働きかけ、そして利害構造の変化、へと繋いでいきたいものです。


おまけ
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