2010/02/14

Reinventing the wheel(車輪の再開発)


IT業界、プログラミング業界で有名な言葉なのでしょうか。

Reinventing the wheel」(車輪の再開発)

という言葉があるそうです。言葉の意味は
広く受け入れられ確立した技術や解決法を無視して、同様のものを再び一から作ってしまうこと

だそうです(詳しくは車輪の再発明 - wikipedia)。僕にわかりやすい言い方で言うと「すでに洗練された既製品があるにもかかわらず、それをわざわざ自前で作ること」となるでしょうか。海外では、「Don't reinvent the wheel」「Don't try to reinvent the wheel」というような使い方をするみたいです(不確か)。

この言葉に出会ったときに「これ、他の分野にも通じる!」と普遍性の高い言葉だなぁと思ったのを覚えています。

発想法のバイブル「アイデアの作り方」の中で言われている「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という考え方にも通じますし、マーケティングにおける「バリューチェーン分析」の考え方にも通じるものがあるかと思います。ITやプログラミングにかぎらず、あらゆるビジネス、ものづくりにおいて基礎として持っておくべき視点。……と言うとおおげさでしょうか。

「Don't reinvent the wheel」という意識を持つべきシチェーションは…
・その部品(ここで言う車輪)がコモディティ化しているとき
 ・そこを自作しても競合に差別性が発揮できない
 ・自作するよりも既製品の方が安価で手に入る
・最終成果物(便益・機能)がプロセスよりも重視されるとき
・全体がディティールよりも重視されるとき
かと思います。

一方で、部品作りをやってこそ差別性構築が出来ると考えられる場合やプロセスの習得が目的である場合、自作の楽しみやコストを重視するDIYにおいてはこの言葉は使えません。

効率的・効果的なものづくりをしたいのであれば、どこを「車輪」と見なすかを全体を見た上で考える必要があります。

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