2010/02/06

新しい歴史の創造者たれ

NHKのかつての番組「プロジェクトX」に「ツッパリ生徒と泣き虫先生<伏見工業ラグビー部>」というタイトルのお話がありました。

本エントリのタイトルは、その「泣き虫先生」こと山口良治先生のお言葉です。自身が監督を務めるラグビー部の県大会決勝戦の直前に、生徒たちに贈ったメッセージがこの言葉でした。

新しい歴史の創造者たれ。

高校の部活の試合を「ただの試合」と捉えるのではなく、「歴史が変わる節目」「人生で一度きりの決勝戦」という捉え方をすることで生徒を勇気付け励まされています。生徒たちはその言葉と練習の記憶を胸に決勝戦を戦い抜き、見事優勝を果たしました。

僕がその生徒の一人でその言葉をもらったとしても、大いに勇気付けられ、持てる力を振り絞って戦ったと思います。

この言葉とこの決勝戦のエピソードから、
「人がその潜在力を最大限に発揮するのは、自分のことだけを考えているときではなく、自分より大きなもの、周りの人たちや仲間とのつながりを感じ、それを力に変えたときなんだろう」
と思いました。

いわゆる、ビジョンの力。つながりの力。

この番組内容はDVDにもなってますし、漫画にもなっています。「自分の中の熱い思いが最近弱いな…」「熱い思いをたぎらせたい!」という方におすすめです。


また、山口良治先生の口からは素晴らしい言葉がいくつも出て来ます。以下に少し抜粋してみます。

本当に感動がなかったら、ほんまの魂のバイブレーションがなかったら、子供は変わっていかない。

オレはあの時のおまえたちの叫びを信じる。悔しい、勝たせてくれと泣いたあの時の気持ちを信じる、オレはおまえたちを信じる。信じてる者を裏切ったらアカン!

おまえはもう自分ひとりじゃないんや。まわりのことを考えられる人間にならなアカン。事故を起こす、おまえの家族はもちろんのこと、部の連中もみんなおまえのことを心配する。おまえはもうおまえひとりやないんや。=「オール・フォア・ワン、ワン・フォア・オール」の精神

人はいつでも変われる。

問題行動は子どもが「放っておかないでほしい」「気にしてほしい」というメッセージなんです。叫んでるんです。わかってやらねば。抱きしめてやらなくては。

親が子どものかわりにしてあげられることは何ひとつないんです。苦しいことがあろうが自分の足でしっかりと前進していけるように、子ども自身に努力させなければならないんです。

子どもの可能性は無限大です。(中略)だから大人は尽きることのない大きな夢を子どもに語り、子どもが常に高いものを求めていけるようにしてやらなければならないと思うのです。

勝つばかりでなくてもいい。時には負けることもある。本当に勝ちたいと思って努力し、ぶつかっていったのなら、必ず次なるステージへと道は開かれるものです。

「信は力なり」。(中略)自分を信じ、他人を信じ、それが合致した時に大きな力になる。(中略)子どもたちを信じてまかせるために、彼らにしてやれることをやり尽くさなければならない。

子どもひとり一人の瞳に輝きを求め、優しさと勇気に満ちあふれた存在として育ってくれるよう微力を傾注していきたい。


……一生かけても学び尽くせません。でも、こんな生き方をしている人がいるということを知るだけで、力が湧いてきます。人ってすばらしいです。がんばろ。

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