2009/09/22

人生における「3つの時間」


人生に与えられた「時間」についての考え方は色々あるかと思うのですが、ひとつの考え方として、次の方法が考えられます。

時間を【生産】【消費】【チャージ】の3つに分ける(MECEな分け方じゃありませんが……)。
1. 【生産】の時間
2. 【消費】の時間
3. 【チャージ】の時間


それぞれ簡単に説明します。

1. 【生産】の時間
具体的な価値を「生みだしている」時間。
自分以外の他者あるいは社会に対して影響を与えるような何か。
労働、ボランティア活動などはここに入る。

2. 【消費】の時間
誰かが作りだした価値を「消費している」時間。
自分以外の誰かが【生産】してくれた何か。
趣味、娯楽などはここに入る。

3. 【チャージ】の時間
生産や消費をするために必要なエネルギーを「ためる」時間。
睡眠、食事、家族との団欒、癒される何か、などはここに入る。


この3つのうち「どれが良くてどれが悪い」ということはありません(おそらく…)。人生においてはこの3つがいずれも重要です。

この「3つの時間」の考え方が有効なのは「自分の時間をもっと有意義に使うにはどうすればよいか?」を考えるときです。
一日は24時間しかありません。そのなかで「時間をもっと有意義に使う」ためにできることは次の2つしかありません。時間の有効活用の第一歩は、まず制約を認識することです。
1. 密度を上げる
2. 複数の意味を持たせる


これも手短に説明します。
1の「密度を上げる」は、より短時間で多くのものを生産できたり、消費できたり、力をチャージできたりするようになる、ということです。工夫や鍛錬を行えば、少しずつ上達することが可能です。
一方で、2の「複数の意味を持たせる」というのは、ひとつの活動のなかにふたつ以上の意味を持たせる、ということです。たとえば、たまに「仕事は趣味のようなもの」と言う人がいますが、こんな人は【生産】と【消費】あるいは【チャージ】がいっしょくたになっているといえます。
前者の「密度を上げる」は工夫や鍛錬が必要なため、一日や二日ですぐに劇的な変化!、というのは難しいかもしれません。一方で、比較的手を付けやすく、目に見えた効果が顕れやすいのは後者の「複数の意味を持たせる」の方です。これは、ちょっとだけ立ち止まって、自分の活動についての考え方や生活スタイルを少ーし見直すだけで向上できるのでオススメです。


以上の他にも、この「3つの時間」の視点を持つことによって次のような効果が期待できます。
・ボーっとしている時間に敏感になれる
・自分よりも【生産】力や【消費】力が高い人と自分との違いがよく見えるようになる

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